海外で病気になったら
2017.05.23

ピンクの車

慣れない土地での急激な環境の変化や食べ物の違い、結構詰まったスケジュールなど、海外旅行は、ついつい体調を壊しがちになります。まして、言葉も通じない、街の様子も分からない、第一、病院がどこにあるかも分からない所で体調を壊したら大変不安です。
そこで、大事な事は、出発前に、万一を考え、準備をしておくことです。
体調を壊して病院に行くことになった場合、日本と外国との大きな違いは、保険制度の違いです。日本のように国民皆保険制度で、1割か3割負担の金額で、ある意味、気軽に病院に行ける制度はありません。フランスは似ていますが、それでも治療費がある一定額を越えると自己負担になったり、アメリカのように民間の保険が大半であったりします。それで、海外で医療機関にかかると、その国のへの保険料は払っていませんから、かなり高額の治療代を支払うことになります。
そこで、渡航前に、海外旅行保険に入っておくことが大切です。健康には自信があって、単なる掛け捨てになると思われる場合でも、万一に備え、入っておくことが大事です。空港ロビーなどには、保証期間限定の安価な海外旅行保険もあります。パックツアーでは、旅行申し込みと同様に、申し込む書類がついてきます。契約している生命保険会社でも受け付けます。キャッシュカードには、海外での病気に対する保証が付いているものもあります。いずれでも構わないので、契約したり、確認したりしておきます。
出発前に、いずれかに契約しておくことと、契約書類を持参することを忘れないようにします。同時に、現地にある日本大使館、日本の旅行代理店など、日本語のできるスタッフのいる連絡先を調べておきます。
体調を壊しやすい病状は、機内の乾燥による咽頭痛や咳、疲れからくる風邪、最も多いのが、食べ物による下痢ですので、いつも飲んでいる常備薬と一緒に、風邪薬、解熱剤、胃腸薬、下痢止め、絆創膏(靴擦れに効果てきめん)を持参することをすすめます。
現地では、生水や生ものを避けると共に、よくわからないものや合わないと思ったものは、食べないことです。特に、男性は、生水に注意していても、水割りなどの氷にあたることがあるので、要注意です。
それでも治らない場合には、契約した保険会社のアシストサービスや宿泊ホテルのフロント、日本大使館、現地にある日本の海外代理店、ガイドブックの情報など、日本語が分かる相手に相談して、指定された医療機関を訪ねるしか方法はありません。ツアーであれば、添乗員の指示に従います。その際には、パスポート、契約書類を忘れずに携行します。また、かなりの高額になりますから、カードでの支払いが可能かを前もって聞いておくことも大事です。症状も伝えられない、説明されても分からないという状況での治療ですので、不安ばかりが累積します。渡航前の準備を大切に、薬を携行して、無理をせず、元気に行ってきましょう。

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